問い合わせる

株式会社 久和屋
〒422-8043
静岡県静岡市駿河区中田本町51-21
TEL:054-281-0908/FAX:054-283-9018

問い合わせる
HOME / 記事 / 久和屋の手と目 / 家具の「裏表」を知り尽くした、経年美化を届ける現場のプロ
NEWS・BLOG
記事
久和屋の手と目

家具の「裏表」を知り尽くした、経年美化を届ける現場のプロ

営業
増井保彦

営業・増井が語る、作り手と使い手を繋ぐ伴走型の提案

「久和屋の家具を売るのではなく、お客様が必要としているものを一緒に見つける」自身の営業スタイルをそう語る増井は、北日本エリアの営業を担当しています。
彼は家具の製造現場から工務店の現場監督、そして小売店のバイヤーまで、家具にまつわるあらゆる「現場」を渡り歩いてきた稀有なキャリアの持ち主です。

取引先からの相談や現場調整に電話で迅速に対応する営業の増井

製造と現場監督。
モノづくりの「裏側」を知る強み

美大を卒業後、イギリス留学を経て家具製造の現場に入り、工程管理から組立、塗装までを学びました。その後、工務店で現場監督、さらに家具・雑貨の小売店で販売に至る上流から下流までの経験が営業スタイルの核となっています。
「現場を経験したからこそ、配管など細部まで目が届くようになりました。大工が違えば工法も違います。特注家具の現場では、『ココ、気になりますよね?』と、工務店様や職人さんが言葉にできない不安を先回りして解消することを大切にしています」 。
職人たちが作業しやすく、かつ美しく仕上がるよう、細やかな調整を厭いません。かつては洗面台の設置方法を提案したことも。

仕入れの経験を活かした
「聞き出す」接客

増井の営業は、一方的な提案ではありません。彼はそれを「聞き出す接客」と呼びます。 サイズ感や間取り、家族構成。対面でお話を伺いながら、お客様の暮らしの解像度を上げていきます。「久和屋の豊富な商品構成があるからこそ、そのライフスタイルに最適な『正解』をいくつも提案できるのが私たちの強みです。例えば、展示品を見て『プライスポイントの補強』や見せ筋として面白い商品など、販売店様のためになる足りない商品を提案できます」

また、10年間にわたる小売店での販売・バイヤー経験も、彼の提案に深みを与えています。 他メーカーの構造や仕入れの仕組みを熟知しているからこそ、小売店様が生き残るためのコーディネートをバイヤーと同じ目線で提案しています。取引先から「店をやっていた時にどうしてた?」と質問をいただくほど絶大な信頼を寄せられています。

ショールームで無垢材ダイニングテーブルの魅力を解説する増井
使う人への配慮が施された無垢家具の引き出しの「手がけ」加工

最後まで責任を持つ「現場の手」と経年美化の価値

可能な限りさまざまな現場に立ち会います。意見や相談を受ければ、自ら修理道具を手に取り、その場で手直しをすることもあります。「家具を届けて終わりではありません。無垢の家具は直せるからこそ、長く使い続けることができます」。
増井の久和屋の推しポイントの一つは「使う人への配慮」。パッと見では気が付かないが、引き出しを引きやすいように「手がけ」があるなど、効率を優先せずにひと手間をかけている点だと話します。

ショールームの床張りや、空間を彩る吊り飾りのアイデアにも、売り場を経験した感性と、空間全体をコーディネートする視点が活かされています。 直して長く使える無垢家具にとって、傷は単なる「見た目の悪化」ではありません。それを時の重なりが生む「経年美化」という価値であると提唱し、お客様の暮らしをサポートします。


日々の気づきや現場の記録を10年分書き溜めている愛用の手帳

営業のこだわり道具
増井が大切に使い続けているのが、手書きの手帳です。 スケジュール管理はスマートフォンと併用していますが、日々の気づきや一見不必要なことまでをあえてアナログで書き留め、振り返るために常に10年分を保管しています。

プライベートの素顔
仕事でも私生活でも「手間をかけること」を楽しむ増井。 かつての趣味は古いバイク「メグロ」や旧車「2CV」のカスタムでした。 「壊れたら楽しい。修理の苦労もまたネタになる」と笑う。 成功例ばかりではない、自ら手をかけて使い続ける彼の価値観が、久和屋の無垢家具が持つ温かみを伝える原動力となっています。